すがたをかえるたべものしゃしんえほん1。
創業昭和7年という老舗の豆腐店での、豆腐製造を追った写真絵本。
ある程度機械化はされていますが、午前4時から作業が始まる昔ながらの工程は魅力的です。
大豆から、すりつぶされ、水と混ぜられた「呉」を経て、
煮て絞って、豆乳ができるまで。
にがりを入れて、固める作業。
木綿、絹、と呼ばれる所以も、この作業からわかりますね。
冷たい水での切り分けが手作業で行われていることも、注目です。
実家の近所の豆腐屋さんで、いつもの店主が体調不良のため、
代わりの家族が切り分けに苦労されていた事を思い出しました。
もちろん、厚揚げ、薄揚げ(あぶらあげ)の工程もあります。
大人にとっても勉強になりますよ。