『ともだちやもんな、ぼくら』の続編でしょうか。
同じダイスケ、ヒデトシ、マナブの小学生3人組が登場します。
前回はダイスケが主人公でしたが、今回はマナブです。
盛夏の学校帰り、マナブは車椅子のおっちゃんが困っている光景に出合います。
電動なのに、電池切れ。
家に連絡しようにも、携帯電話も忘れてきた、と万事休すだったのですね。
マナブはとりあえず公衆電話のある近くのコンビニまで、重い車椅子を押していくことにするのです。
もちろん、最初は自然な気持ちからだったのですが、
友だちに会って褒められたりしたことで、「ええことしてる自分」を意識しだすわけです。
子どもらしい発想ですが、まさしくありがちな光景ですね。
かくして、「ええことしてる自分」に夢中で、無理している自分にも気づくのですね。
いいタイミングでフォローしてくれる友だちの存在がうれしいです。
表題も言い得て妙。
画面いっぱいにも描かれた小学生らしい行動に、拍手!