話題
まほうのさんぽみち

まほうのさんぽみち(評論社)

絵本が大好きな女の子とパパの、幸せであたたかいお話。

こびとづかん」 かわゆいゆいさんの声

こびとづかん 作:なばたとしたか
出版社:ロクリン社
税込価格:\1,650
発行日:2014年03月
ISBN:9784907542023
評価スコア 4.4
評価ランキング 12,563
みんなの声 総数 87
  • この絵本のレビューを書く
  • 親子していろんな感情が錯綜した作品

    こびとづかん。

    絵のインパクトもさることながら、そのオリジナリティ溢れる
    小人達やお話にぐいぐい引き込まれていきました。

    絵本ナビで紹介されていなかったら、私も手に取っていたか
    どうか分からない作品です。実際読んでみると、楽しい、
    不思議、怖い、ワクワク、同情等々いろんな感情が錯綜して
    何と書いて良いのやら分からなくなりました。

    子供も最初のワクワクとした期待たっぷりの表情から
    しんみり本を読み終えた感じがします。

    主人公の少年が偶然発見した小人の抜け殻。
    それは遙か昔、少年のおじいちゃんが見つけて詳しく生態を
    書き記したづかんと共によみがえります。
    づかんの通り小人を昆虫採集の様に集めていきますが、
    おじいちゃんに、自分が親から離されて飼われたらどう思うかと
    諭されます。小人達を離してどこかに存在する小人と自然を
    共有するところがとても良かったです。

    決してメッセージ色が強いわけでなく、
    さりげなく書かれているのですがこの本の持つ余韻の様なモノを
    私達親子は大切にしたいと思いました。

    投稿日:2011/05/09

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「こびとづかん」のみんなの声を見る

「こびとづかん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / はらぺこあおむし / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / どうぞのいす / がたん ごとん がたん ごとん / ぐりとぐら

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • はるのおくりもの
    はるのおくりもの
    出版社:日本標準 日本標準の特集ページがあります!
    雪を見たいカエルと見せてあげたいキツネとウサギ。心あたたまるお話を美しい四季の絵にのせてお届けします


絵本ナビ編集長『はじめての絵本 赤ちゃんから大人まで』2月24日発売!

全ページためしよみ
年齢別絵本セット