けんた・うさぎは毎日変身します!
それも うさぎ・かあさんを困らせてしまうような
「いたずら・うさぎ」「あべこべ・うさぎ」「きえた・うさぎ」・・
タイトルだけでも想像つきそうですね。
収められた6話全てが 子育て中の人だったらきっと
「わかる!わかる!」とひざを打ってしまうようなお話。
素晴らしいのはお父さん・お母さんうさぎの接し方。
すごいな〜と思うけど 実際私にはムリ・・・。
3人の子育てをしながら思うのは
1人目は何もかもが初めての「子供の暴走」(に思えるのです)
2人目の子が同じ事をしても「そんな事もあったなぁ」(驚かない)
3人目の子になれば「そんな事(暴走?)がなかったら大人しい子なの?」(淋しいくらい)
子供の同じ行動でもこれだけ感情の変化があります。
この絵本の「子供の接し方」も最初はビックリ。
それが2回目・3回目・・何度も子供と一緒に読んでいくと
自分も成長出来ていくような気がするのです。
ビックリ・・だったのに すこーしだけ今日は「怒り方」が変わったり
以前は「カッと」一瞬で沸騰してたのが すこーし冷静でいられたり。
最後のお話は「おひさま・うさぎ」ぽかぽかになれます。
いつでも子供の頭の中は「あたたかい春」が満開なんだなぁ、と
とても幸せな笑顔が咲きます。
100ページの長編です。でも小さな時から子供は喜んで聞いていました。
何より私はこの絵本の1ページ1ページから学ぶ事がたくさんありました。