数々ある七夕のお話の一つ。
ある日、いぬかいさんが見かけた水浴び中の天女。
いぬかいさんは思わず松の木にかかっていた羽衣を隠してしまいます。
天女のたなばたさんは仕方なくいぬかいさんのお嫁さんになります。
ある日、羽衣の隠し場所を知ったたなばたさんは・・・。
民話調の語り口が何ともいえません。
やはり声に出して読んだ方がいいですね。
天の庭で再会したのものつかの間、
間違った方向に瓜を切ってしまったために
水があふれ出て・・・。
天の川ができた訳と、七夕に雨が降りやすい理由をさりげなく。
しばし、民話の世界をお楽しみください。