背が高くて体の大きいトンと、背が低くて体の小さいポン。
「大きいほうがいいよ」「小さいほうがいいよ」とお互いに譲りません。
それぞれ、大きいほうがいい場面と小さいほうがいい場面が、交互に繰り返されます。
大きいのも、小さいのも、どっちもいいね、と気付いて終わるのが、ほのぼのしていて好きです。
小さいからできたこと、逆に、大きいからできたこと、
2人が協力しあっている姿を見ると、やさしい気持ちになれます。
きっと、違っているからいいんだね。
子どもは自分の体が小さいせいかポンに肩入れしているようで、そんな様子もほほえましいです。