小さなショッピングカートが夜の町を冒険します。
少し文字が多め、息子は時々勝手にページをめくってしまいましたが、おおむねじっと耳を傾けて聞いていました。
動けなくなってしまったショッピングカートを仲間たちが探しに来るのですが、大きなショッピングカートたちがくさりで手をつないで(?)やってきます。
大きなショッピングカートにとっても冒険は危険なこと。
でもちゃんと仲間を探しに来るところ。
じーんと来るページでした。
何故ショッピングカートの居場所がわかったのか、後で大きなショッピングカートに聞きます。
その答えが「どうしてだと思う?」でした。
絵を見れば答えが分かるのですが、実はそれだけではなくて、車輪がひとつこわれたカートも昔冒険をしたことがあるんじゃないかな・・・なんて想像が膨らみました。
余韻のある終わり方です。