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クレリア えだのうえでおきたできごと」 ムースさんの声

クレリア えだのうえでおきたできごと 作・絵:マイケル・グレイニエツ
訳:ほその あやこ
出版社:らんか社
税込価格:\1,980
発行日:1999年07月
ISBN:9784883301324
評価スコア 4.35
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みんなの声 総数 48
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  • 「みどりの虫はいい虫ちゃん」

    • ムースさん
    • 40代
    • ママ
    • その他
    • 男の子10歳、女の子4歳

     木の枝で一眠りしようと思っていたクレリアのところに、「休ませて……」とクモやバッタやチョウがやってきます。そのたびにクレリアは体を縮めて場所を提供してあげますが、最後には……。
     春になり、庭や畑で小さな虫を目にする機会が増えたことから、読みたいな〜と思っていた作品です。友達から緑の毛虫を見せてもらったことと、茶色い毛虫(アメリカシロヒトリ? テント・キャタピラーと呼ばれています)の撃退をした体験から、ちょうど娘の虫への関心が高まっていました。興奮気味に「緑色はフレンドリーでいい虫ちゃん、茶色いのは意地悪なの」と話してくれ、『はらぺこあおむし』以外に虫の本と言えばこれしかないと思っていました。それと、たまたま毛虫を見せてくれた友だちの名前はクレア。偶然にも語感がクレリアに似ていることから、読みながらこれはぴったり!とわたしまで興奮してしまいました。娘曰く「クレアが見せてくれた緑の虫がクレリア」。……というわけで想像した以上に、この作品は娘にとって花マルの一冊になりました。
     イラストに関しては、クレリアをはじめ登場するクモやバッタなど虫のデフォルメがかわいらしい。思わず読みながら小さな彼らのの語りに浸ってしまいます。『お月さまってどんなあじ?』でもそうですが、グレイニエツの描く動物、小動物たちってあたたかいイメージに包まれていて大好きです。そして、もちろんお話もすてき。心優しいクレリアは「にょろ」と言いながら体を縮め思いやりを分けてあげるのですが、この「にょろ」のテンポ・リズムもいいですよね。娘も好きなようで、そこではいつも「にょろにょろ……」と繰り返します。また、この絵本はすてきなポスター付き。作中に登場するポスターと同じです。この夏はこのポスターを張り出し、親子でクレリア探しに出かけようなどと思いました。

    投稿日:2004/05/29

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