子どもと接する仕事を続けてこられた作者の視点から、感じてきたことをエッセイにされたものです。
以前にも作者の柴田さんの著書で「あなたが自分らしく生きれば、子どもはしあわせに育ちます」という著書を読んだことがあり感銘を受けました。
他にも、保育士のための本や、道徳的な絵本を手掛けていたりと、子どもの目線から、大人が忘れかけていることをさりげなく諭してくれる著書が多いです。
私自身も子どもと関わる仕事に携わっているので、作者の視点はとても興味深く、共感できる部分、また自分の子育てと照らし合わせてドキッとさせられる部分と両方感じました。
日頃から子どもの心に寄り添おうと意識しながら過ごしているつもりでしたが・・・自分の思い過ごしで、もっと子どもの気持ちに寄り添うための努力は出来るなと反省することも出来ました。
保育関係の方はもちろんですが、子育て真っ只中のママにも是非読んでいただきたい一冊です。