ある日、お母さんが僕の耳にささやきます。
「あかちゃんが うまれるの」
「えーっ、ほんと?」
お兄ちゃんになることになった僕。
お母さんのおなかに「おーい、おとうと」って呼んでみたり、お母さんのおなかを真似して、セーターの下にフライパンをいれてみたり…。
ちょっぴりさびしい事もあるけれど、赤ちゃんを楽しみに待つ男の子。
赤ちゃんの帽子をかぶってみたり、手袋をはめてみたりするところなどは、娘も同じような事をしていたなと懐かしくなりました。
3歳半でお姉ちゃんになった娘。
赤ちゃんが生まれるというのは、イマイチ理解していなかったようでした。
娘がこの絵本に出会ったのは、下の子が生まれてから。
誕生前に読んでやりたかったな。
お兄ちゃんやお姉ちゃんになる子に、特におすすめです。
きっと、赤ちゃんの誕生が楽しみになりますよ。