金剛山は好きな韓国ドラマに出てきたので、興味深く、この本を手に取りました。トラが出てくる韓国の絵本はいくつもありますが、この絵本のトラは人食いトラ。その人食いトラに命を奪われた父親の仇を取ることを誓い、精進し、いくつもの試練を超え、最終的には退治をし、犠牲となった人たちの骨を葬り、家に帰るユボギという人の話です。
トラ退治に行くユボギを見送る母親の「生きてかえってくることはかなろう」という思いに私にはない強さを感じました。
行く途中に出てくる面倒見の良いおばあさんはいい人なのか、人を試したりする悪い人なのか分からず、いったい何者?と思いながら読み進めましたが、山の神様だったのですね。トラ退治後には幸せな事もあり、読み応えのあるお話でした。