富安さんの優しく語り掛けるような文体と、
山村さんのフワッと柔らかい絵柄がいい感じに調和されて、とっても素敵な絵本になっています。
どの雲の話も面白いな素敵だなと思いましたが、やはり一番印象的だったのは、“くもの カーテン しめたんだ。”のシーンです。
天狗たちのティータイムのページも捨てがたい可愛らしさがありました。
カミナリさまが洗濯しているシーンも雲になって現れるシャボンの泡の作られ具合が“だまし絵?”と思うほど見ごたえがありました。
素敵な素敵な作品です。読み聞かせにもお薦めします。
年齢に関係なく楽しめる絵本です。
空に浮かぶ雲にも興味が出る子が出てきそうです。