最近、かがくのともをよく借りて読んでいます。
食べ物に関する本が大好きな娘が食いついて読んでいます。
そんな中で、この「ふみばあちゃんのほしがき」は、干し柿ができる過程がわかるだけでなく、ふみばあちゃんの優しい気持ちがじーんと伝わってきて、味わい深い作品です。
ほしがきって、渋柿からできるっていうのがすごいと思います。食べられない柿が自然の力と、人間の手作業によって甘くなり、おいしく食べられるなんて、まさに、天の恵み、そして心のこもった食べ物です!
街中では、軒下に干し柿をつくっているところも多くないかもしれませんが、むかしから変わらない手法でつくられている干し柿を、大事にしていきたいなあって思いました。