お猿さんたちに、お地蔵さんと間違えられたおじいさん。居眠りをしている間に、お猿さんに担がれて、山のお堂に運ばれます。そして、素敵なお供え物を持って帰ることができました。お隣の悪いおじいさんは、途中でばれてしまって川にどっぼーん!
まねをしてもうまくいかないものです。
お話の展開も面白いのですが、なんといっても擬音の使い方が面白く楽しい気持ちになりました。また、お猿さんたちの歌も、なかなか表現豊かで、ついつい、いっしょに歌いたくなりました。
子どもたちにとっては、優しい絵、色使いと、優しい文章表現で、心がほんわかになりそうです。