レオニの作品の中で、私の母が一番好きな本です。
読んでもらった記憶はありませんが、
小学生の頃に買ってもらった絵本です。
レオニがこの作品を書いた時代は、1975年(日本版は1979年ですが)
ちょうどベトナム戦争の終戦の頃
この絵本にそんな背景があったことも、大人になって知りました。
言葉には力があるんだって、
一つ一つは、意味がなくても、合わせれば力になること
一本の糸に力がなくても、束ねれば、糸を織れば、強くなること
そんなメッセージがこめられた絵本です。
ベトナム戦争の背景と重ね合わせると、とても内容の深く
大切なことを色々考えさせてくれる絵本です。
子供たちに読むのは、少し成長してからがいいと思いますが
私の息子には小学校の高学年くらいになったら、読んであげたいと思います