そして大怪我を負い、義足をつけることになったジェシカ。
介助犬というパートナーを得て、生きる力を与えられたことへの希望が綴られています。
このお話は実話が元になっていますが、あまりにも痛ましい事件のため、本文中には、ジェシカが怪我をした理由は出てきません。
けれど大事なのは怪我を乗り越えて、介助犬と共に新しい生活を送るという部分なので、若干抽象的に感じられる部分もありますが、伝わってくるものがありました。
ただ、介助犬がどんな訓練を受けているかとか、介助犬の仕事がどんなものなのかということは具体的にはあまり多くは出てこないので、介助犬という仕事の紹介という点では、物足りないかと思います。