「ふしぎや」という楽器店のくまさん、男の子が店に行くと「あんたが くるのをまっていました」と言いますよね。「ふしぎや」さんなので、未来が予見できたのでしょうか?
不思議な楽器を売っているから「ふしぎや」?
お客の立場としては、客の好みに応じてくれるお店というのは嬉しいです。こんな素敵なトランペットがあったら、雨の日に外に出て雨雲を動かしてみたくなるかもしれません。
文章もあまり多くなく、葉祥明の絵も余白の部分が多いので、その分読者の空想の余地が入りこみやすいと思います。梅雨時にぴったりの絵本だと思いました。