幼児向けのしつけ絵本でしょうか。
だからね、顔、歯、手を洗いましょう!という読後の展開になりそうですね。
めんどくさがりやのごろうちゃんに愛想を付かした、
洗面器と歯ブラシと石鹸は、家出して野原でせんたくやさんをはじめるのです。
画面には出てきませんが、ごろうちゃんのお母さんの困った顔が目に浮かびます。
ちょっとでも動機付けに、とかわいい洗面器と歯ブラシを買ってきた、
そのお母さんの想いに共感してしまいます。
だからこそ、こんなかわいいお話になったのではないでしょうか。
そして、洗うことの楽しさがふんわりと描かれます。
親子で楽しんでほしいと思います。