新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

火の鳥」 にぎりすしさんの声

火の鳥 作:斎藤 隆介
絵:滝平 二郎
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:1982年
ISBN:9784265909377
評価スコア 4.75
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みんなの声 総数 7
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  • あさの勇気に 感動しました! 

    秋田の尾去沢鉱山の始まりの話
    滝平二郎氏と斉藤隆介氏のすばらしい作品に感動しました!

    あさは12歳の女の子 夜中に妹のそでを起こしておしっこさせてあげる。
    母がはそでを産んですぐに死んでしまった。どんなに悲しかった事でしょう・・・

    8歳のあさは、赤ん坊に乳をもらいに近所のおばさんの家をまわったんです。
    8歳 小学生ですよ。
    私が8歳のときは、学校からかえると友達と遊び回ってたなあ〜(私ならどうしたかな? こんな事考えられたでしょうか?)

    この時代でしかも母をなくしてあさは、必死で生きていたんでしょう。

    そでにおしっこさせたある夜 火の鳥を見たんですよ!
    その美しいこと! おもわず 目を奪われました!

    しかし、あさたちにとったら 火の鳥は、稲や 麦を焼き 不作で苦しむことになるのです。
    貧乏な百姓たちは食べるものもなくなる。わらびの根をたべていたんですね。(どんなモノか知りません)

    今の時代と大違いですね。(食べ物をほかしたら もったいない もったいない・・・飽食の今の日本・・・いつまでも続くとは思えないですが。)

    お父さんやみんなは、火の鳥をおそれていましたが、どうすることも出来ません 。
    あさは、なんとひとりで火の鳥を退治しに山を登るのです。
    なっと言う勇気!
    母の形見のかんざし持って、火の鳥とたちむかう姿、迫力のあるお話と絵に私は引きこまれました!

    あさはかしこい子なんです、しかも勇気があり 優しい こんな女の子に思わず応援している私がいました。
    人間のひっしさは、どこから生まれるのでしょう・・・
    生きることの厳しさ 今の私たちも 毎日生きています。
    あさのような勇気と優しさは、どこから生まれるのでしょうかね?

    投稿日:2007/01/25

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