クマには冬ごもり「冬眠」の時期があります。
今回のお話はくんちゃん達家族が冬眠に入るまでのお話でした。
お父さんが森の仲間の屋根を直しにいっている間、くんちゃんはエサが足りなくなってきて、困っている森の小動物達に食べ物を分けてあげました。その後、お母さんと一緒にお父さんが帰ってきた時、吃驚するようなクリスマスの飾りやお菓子を作ります。
日が暮れてから帰ってきたお父さんは雪に降られて、まるでシロクマのサンタさんのようでした。
そうして、冬ごもり最後の夜を過ごしたくんちゃんは、心地よい眠りについたのでした。
冬ごもりの前に、家の周りに住んでいる小鳥やうさぎ達の食事の心配までするなんて、さすがくんちゃんです。
思わず、ほほがゆるんで優しい気持ちになれました。