とりくんがりんごを一つ取るのを見て、「ぼくにも つばさが あったらなあ」と。
さるくんがりんごを取るのを見て、「ぼくも きのぼり できたらなあ」と。
ぞうくんは長い鼻、きりんくんは長い首・・・
みんなが特技や長所を利用して、りんごを1つずつ取っていくのを、ねずみくんはうらやましそうに見ているのです。
それぞれが持った能力を活かし、りんごを取る。
一見ねずみくんには何もないように思えますが…。
友達を思いやる優しさとは?思わずそんなことを思わず考えてしまう、そんな心が温まる素敵なお話です。
簡単な文章で、同じパターンが繰り返されています。
わが子にとっては、わかりやすいお話だったようですよ。