命について、考える絵本です。
決して、心のおどるような楽しい絵本ではありません。
でも、自分のこと、家族のこと、身近な人たちのこと、命のこと……さまざまなことを、考えさせてくれます。
大好きな人が死んでしまったときの悲しい気持ちが痛いほど伝わってきました。
でも、心の中で生き続けてくれているから乗り越えられるということも、同時に教えてくれる絵本です。
子どもにとっては、命の大切さ、死の乗り越え方を伝えてくれる絵本ですが、大人が読むと、自分が大切な人たちに今何が出来るのか、何を遺していけるのか…とても考えさせられる絵本でした。
深いです。