このお話は昔ばなしの中でも結構有名で、私は語りのお話会で2,3度聞いたことがあります。
でも絵本で読んだのは初めて!
お話自体がとても面白い上に、昔ばなしの再話が得な絵本作家ポール・ガルトンが独特の持ち味で素敵に描いてくれています。
もしかしたら、そんなつもりはないのかもしれませんが、絵本の中をよく見てみると、風景に描かれている鉄の門や枯れ木、墓石に階段の手すりまで、どうも人の顔に見えます。
更に小さいおばあさんの部屋の中!
パイプベッドの飾りの部分も、戸棚も、人の顔に見えませんか?
ポール・ガルトンの絵本ならではの「小さい小さいおばあさん」1ページ1ページをゆっくりじっくり堪能してください。
怖いお話が大好きなお子さんには、うってつけの絵本です。