ライカの死を通して 考えずにいられなかった事…
それは…
「安楽死」についてです。
大切に飼ってきたライカの最期は
こんな風に迎えられたのでした。
作者のマッツ・ウォールさんは スウェーデン在住と知り
なんとなく納得しました。
動物を飼ったら 最期までしっかり面倒を見る…
というのは当たり前ですが
こんなお別れを選択する方(国)もあるんですよね。
おじいちゃんが孫のマシュウに
ライカを安楽死させることについて語る場面では
避けられない悲しみをしっかり受け止められるような
心くばりのある言葉が続きます。
子供たちには
自然の摂理を感じ 考えるきっかけとなるでしょう。
高学年位の子供たちに読んであげたい内容でした。
この絵本は 犬のライカのお話でしたが
私としては
人に置き換えて考えずには いられませんでした。
大人でも読み応えのある絵本じゃないかな…と
感じました。