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作: 田島 征彦  出版社: 童心社 童心社の特集ページがあります!
「じごくのそうべえ」シリーズ、7年ぶりの新刊!今度は琉球へ

金のさかな」 アダム&デヴさんの声

金のさかな 作:アレキサンドル・プーシキン
絵:ワレーリー・ワシーリエフ
訳:松谷 さやか
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
本体価格:\1,400+税
発行日:2003年
ISBN:9784039638205
評価スコア 4.43
評価ランキング 8,855
みんなの声 総数 13
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  • 私も将来有望な強突張りばあさんかも

     絵本の楽しみは、ストーリーもありますが、素敵な絵に出会う事でもあります。
     この作品はまさに、絵の魅力にまず惹き付けられました。
     出会ってしまった!
     私好みの素敵な絵です。
     こんな絵で読みたいと思える作品でした。
     
     ロシアの民話だそうですが、おじいさんとおばあさんが出てくるとやはりロシアでも、おばあさんの方が性悪で強突張りなんですね。
     魚獲りをするおじいさんが、助けた金のさかな。
     「お礼をするから、望みを」と言われても、何も求めず海へ返してやるおじいさん。
     ここで「えっ、なにも?」って思った私は、十分将来有望な強突張りなおばあさんかも。

     家へ戻り、この話にいらだち注文をつけるおばあさん。
     おばあさんの言いなりで青い海へ戻り、金のさかなをおじいさんがを呼ぶと、さかなはおじいさん(おばあさん)の望みを叶えてあげます。
     望みが叶い喜ぶと思いきや、おばあさんの欲望は膨れていく一方。
     この強欲さに呆れる一方、おばあさんに従順過ぎるおじいさんにもイラッとします。

     畏れ多いものの力による恩恵を、慎み深く有り難く受け入れるどころか、その畏れ多いものに成り代わろうなんて人間の愚かさを戒める読みごたえのあるお話でした。

     息子は表紙絵をみて即手に取り、「面白い絵だな〜!」と読んでいました。
     読後「ヒドッ!このおばあさん酷過ぎ!」とため息を一つついていました。

    投稿日:2010/10/20

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