きつねのでんわボックス」 レイラさんの声

きつねのでんわボックス 作:戸田 和代
絵:たかす かずみ
出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:1996年
ISBN:9784323020105
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,107
みんなの声 総数 42
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  • 電話ボックスがあるうちに

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    アナウンサーの方が朗読にこの作品を取り上げていた
    ドキュメンタリー番組を視聴しました。
    朗読の参考になるかも、と知人に教えてもらった番組でした。
    我が子が低学年の時におすすめ本にあって読んでいたのですが、
    改めて聞くと、作品の素晴らしさを痛感し、再読した次第。
    大きな活字に、漢字も少なめ、振り仮名つきで、
    低学年にはぜひ読んでほしいですね。
    夫を亡くし、かわいい盛りの我が子も亡くしてしまった母ぎつね。
    やっと悲しみが落ち着いた頃、電話ボックスで見かけた男の子に、
    親しみを感じます。
    電話の会話を聞きながら、癒されていたのも束の間。
    電話ボックスが壊れて取り外されることになるのです。
    きつねの母子のやり取りは、愛情溢れていて、それだけに、
    母ぎつねの落胆が切ないです。
    束の間の安らぎも、あっけなく終わるかに見えますが、
    ちゃんと、助けがあるのですね。
    親には親の、子には子の感じ方ができそうです。
    残念なのは、実社会で電話ボックス自体がどんどん消えていること。
    まだかろうじてあるうちに、子どもたちに紹介してあげたい、
    と思いました。

    投稿日:2010/04/16

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