3歳11ヶ月の息子に図書館で借りました。
韓国の昔話です。
毎年行っている、ボローニヤ国際原画展で、
いつも気になるのが韓国の方の絵本なので、借りてみました。
お隣りの国の昔話とあって、最初の方はなじみのあるストーリーでした。
竜宮城が出てきたり、やさしいおばあさんと、意地悪ばあさんが出てきたり。
後半は日本にはないような話ですし、
動物たちの鳴き声も韓国のものですし、
似ている文化や、少し違うところも肌で感じ取ることができるでしょう。
ストーリーも興味深いのですが、
私がとても気に入ったのは、なんといっても「絵」でした。
ちょっと抑えめな色調なのですが、細かく模様を書き込んでいたり、
平面的な不思議な感覚を起こさせる構図であったり。
表現方法が手が混んでいて、見ていて気持ちがよく、見入ってしまいます。
韓国の伝統的な、中庭や門のある家の書き方がいいです。
息子はよく聞いていました。