「せんたく」ってこんなしあわせで楽しいものなのか。読んでいてほんわかしました。広いお庭(?)でみんなで「せんたく」している様子はとてもかわいいし、同じことをしていても、一人ひとり(一匹?)がしっかりかき分けられていて面白いです。岸田さんの擬音語のつかい方、全体のリズムの作り方が絶妙で、絵ともとてもマッチしていて、何度も読んでしまいました。
子どもも、洗濯している場面での擬音語をとてもよろこんで聞いていますし、洗濯物を取り違えて、そのまま着てしまった部分なども楽しそうに見ていました。
洗濯機に洗濯物を入れてスイッチポン・・・そんな現代の「便利さ」では得られない「しあわせなひととき」。子どもがもうちょっと大きくなったら、たまには、たらいで一緒にせんたくしてみようかななんて思ってしまいました。