娘たちが大好きな、ぞうのエルマーの絵本です。
虹の色がなくなってしまった!
びっくりしたエルマーは、自分の色を分けてあげようと、虹の端っこを探して旅をします…。
私が一番心に残ったのは、ラスト近くのエルマーの言葉。
「幸せや気持ちは、いくらあげても減らない」
以前、上の娘はある悩みを持っていました。
自分が頑張って人に親切にしても、なかなかその気持ちを理解してもらえない、報われない、何で自分ばかり?と。
そんなとき、私が娘と向かい合って話したのも、このエルマーと同じ言葉だったのです。
人を大事にしようとする気持ちを、どれだけ相手に渡しても、あなたの中の気持ちが減っちゃうことはないんだよ、と。
そんな話をして数年経ちましたが、娘はどんな気持ちで、このお話を読んだのかな。