大好きな たしろ ちさとさんの新刊です♪
偶然、かえるたちの美しい音楽を聞いたねずみ。
でも、そこには「かえる」以外はおことわりの看板。
そこで、自分たちも音楽会を開こうと、
楽器を作り練習にいそしみます。
その楽器も、とってもユニークで面白いもの。
そして、ついに音楽会の日。
こっそり見に来ていたかえるたちも最後には参加して、
音楽会は大成功をおさめます。
そして、次からは一緒に、音楽を楽しむようになるのです。
ねずみとかえる、という、ともに小さな生き物が主役なので、
全体に地面のほう、というか、視線が低くて、
そこに描かれている世界が、とっても魅力的♪
私は、たしろさんの描く動物が大好きなのですが、
この絵本で、その世界観に改めて魅了されてしまいました。
う〜ん、脱帽!といったところでしょうか。
惚れ惚れしちゃいます。
秋に楽しむにはぴったりの、ぜひじっくりと読んで欲しい一冊です。