中国の昔話です。
中国といってもその土地は広く、この話はビルマの国境に近い山間のプーラン族に伝わるお話だそうです。
中国各地に残る昔話には太陽や月の出てくる話が意外と多いです。
そして彼らは太陽や月に対して果敢に弓矢を弾いたりするんですよ〜。
自然にあるものに対して戦いを挑みたくなる気持ちって、どのような背景がって生まれたのでしょうか?
後書きで君島さんが書いていますが、この物語に描かれている世界観には日本神話にも通じるものやアイテムがあり、過去の歴史や民族性を探るうえで、とても貴重なお話のようです。
読んでみると意外に長いです。
歴史に興味のある小学校高学年以上のお子さんたちから大人の人たちにお薦めします。