スズキコージさんの講演会に行き、何か一冊と思って買ったのがこの本です。スズキコージさんにしてはグロテスクさが少ないような気がしたもので。内容はなんとも他愛もないものなのですが、何故か笑えるんですよね。
馬のみねこさん(この名前もいいですね〜)も美人でおしゃれな馬なのに、一番に踊りだしたり、負傷したヤギのさんきちくんを乗せてオートバイをかっとばしたり、パワフル全開で気持ちがいいですし、くまの大将もあこぎだけどたくましい。泣き虫のライオンのよしおくんやら、ちょっと過保護なよしおくんのおとうさんやら、出てくる動物達は皆やりたいようにしっかりちゃっかり生きてますって感じです。
読み終えた後にスカッとした気分になれる絵本です。