主人公はアメリカの小学生の女の子ポピーワイズ。
彼女の家の犬ピートが学校に行くお話なのですが、
ピートは何でも食べてしまう!!・・・ので、騒動が起こるのです。
とにかく、手書き文字で、ポピーワイズの語りがあらゆる方向からやってきます。
先生への視点などは爽快なほどの語り口。
展開も小学校の喧騒そのままのようです。
訳者は矢野顕子さんと、娘の坂本美雨さん。
ミュージシャンらしい軽快なトークに仕上がっています。
私的には、ピートが最初にしゃべった口上がよかったです。
ただ、大人の子ども心はくすぐりますが、
小さい子どもにはちょっと難しいでしょうか。
まず、音読が難しそうですね。
学童期の子ども達には、共感できる事柄がいくつか見つかるかもしれませんが。
ラストは、そ、そんなあ〜!!です。
お楽しみに。