ストーリーは知っていましたが、竹下さんの文章が読みたくて図書館でかりました。
足が片方しかない おもちゃのすずの兵隊さん。
彼は同じ部屋にいたバレリーナの人形に、恋心をいだきます。
それから様々なことがあり、二人は一度離れ離れになりますが
奇跡のようなことが起きて、また再会することができたのです。
そこで終わればハッピーエンドだったのに、その後の展開は
とても切ないものでした。
幼い人間の男の子が、兵隊さんにしたことを思い出すと
今でも悶々としてしまいます。
本当にどうして、男の子があの時あのような行動に出たのか・・・。
奥深い、読後いろいろと考えさせられる素敵な作品だと思います。