息子が5歳になり、そろそろ世界の名作を読み聞かせたいと
思い、選んだのがこの本でした。
いもとようこさんの優しげな絵に惹かれ、
図書館で借りてきて読みました。
息子は、まだ『死』というものを理解していなかったのか、
これまで軽々しく口にしていました。
『死』の重さをわかってもらうために、
数ある名作のなかからこの本を選びました。
私自身、約30年ぶりに、マッチうりの少女を読みました。
主人公の女の子の気持ちを思うと心が痛みます。
息子自身、何か感じるものがあったんでしょう、悲しげな
顔で最後まで聞き入っていました。
何度も何度も繰り返し、読んであげたい絵本だと思うので、
購入を考えています。