寺村さんの作品には『たまご』が登場することがとても多いですね〜。
調べたことはないのですが、ご自身がとてもお好きなのかもしれませんね。
この話、知っているはずなのになんだか新鮮!?と、思ったら、私が読んだことがあったのは童話シリーズ(和歌山静子さん:絵)の方でした。
長さんの描かれる『ぞうのたまごの…』も、長さん独自の黄色や緑色が多いタッチでで楽しかったです。
個人的にはワン大臣の顔が好きです。
仕草とか表情とか、この絵本の中でピカ一で面白いです。注目してみてください。
ただ、王様の顔は和歌山産の描かれている王様がインパクト強すぎて、全く別人な感じがしました。
でもよく見たらこの絵本第1版が1984年とかなり古いです。児童書の方の“おうさまシリーズ”と、どっちが古いんでしょう?
とても楽しいお話なので、ぜひ、今度小学校の読み聞かせでも使ってみたいです。