プレゼントを運ぶサンタクロースのお話なのですが、
新発想のサンタクロース像が新鮮でした。
サンタクロースは煙突から家に入り、子どもたちにプレゼントを配る、
というのが定番なのですが、近年煙突もなくなり、
その配送方法に一計を案じる、というものなのです。
いろいろ試して、万策尽きたサンタクロースが考え付いたのは、
小さくなって、ねずみ穴やありの通路を通行しよう、というもの。
ラストのオチはなかなかです。
でも、子どもたちの夢はちゃんとつないでいるので、素敵でした。
程よくオーソドックスで、ポップで。
なるほど、そんなサンタクロース、いるかもね、と思いました。