カロリーヌとゆかいな8ひきシリーズの一冊です。
カロリーヌは子どもだし、動物たちは犬、ねこたちだし、それなのに、運転しちゃうという設定が、絵本ならではで楽しかったです。
じどうしゃレースがスムーズに行くわけがなく、途中はもちろん珍道中で、ピンチにあえばあうほど落ち込むことなく前向きに行こうとする仲間たちが魅力的でした。
人生にもいろいろあるけど、結局はうまく流れていくんだろうなあと、自分の生活にあてはめてみたり。大人になると、そんな読み方をしちゃいますね。子どもは、ストレートにレースを楽しんでいるようすで、ちょっぴりうらやましくなりました。