とにかくおもしろい本を好む息子は、斉藤洋さんの本が好きです。
ぶたぬきくんシリーズも好きなので、たぬきくんとの最初の出会いがわかるこの本も気に入っていました。
この本を見つけた時も、とても喜んでいました。
ぶたぬきくんが、ぶたの暮らしにあきあきしていて、何か違う生活を夢見ている点には、好感を抱きました。
「なにもかんがえずに、のんべんだらり」と過ごすだけの毎日は私もいやです。
シリーズでは、毎ペースで、いつもたぬきくんに迷惑をかけてしまうぶたぬきくんですが、好奇心が旺盛なのは、この頃からなんだなと思いました。
この好奇心の旺盛さが、ぶたぬきくんの魅力ですね。
ばかばかしいけれど、最後まで読者をひきつけるのは、さすがだと思います。
児童書ですが、あっという間に読めました。
ファンの方には、絵本のシリーズと併せて読んでもらいたいです。