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かえるのピータン 作・絵:どい かや
出版社:ブロンズ新社 ブロンズ新社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2008年04月
ISBN:9784893094407
評価スコア 4.81
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  • 父の言葉に重ねて

     表紙を見た途端、
    「あっ、『チリとチリリ』の人だ! どいかやさんの絵!」と、
    すぐにわかり、両腕の中に本を抱えて喜んでくれた娘。
    どいかやさんの絵が大好きで、新しい本を贈るたびに、その中から好きな絵をいくつも選んで、模写をするのを楽しんでいます。
     小さな生き物たちや草花も至る所に登場して、そのすべてを描くのも大変ですが、一生懸命打ち込んでいる姿に感動を覚えます。この表紙の絵も、そんなふうに一筆一筆描いて、私にプレゼントしてくれました。

     ピータンを見ながら、去年の春、我が家で生まれた無数のおたまじゃくしと、成長した子ガエルたちのことを懐かしく思い出しました。
    そして、本を閉じた後には、自分自身の歩んできた道を1人静かに振り返りました。

     いろいろな国を訪れ、数カ国での暮らしを経験し、まさにつばめのパーチクのような生き方をしてきた私は、若い頃、父のことを「井の中の蛙」だと思っていました。
    「広い世界を知りたいと思ったら、まず日本のよさを知りなさい。」
    と教えてくれた父の言葉が本当に理解できるようになったのは、ずっと後になってからでした。

     今は、ピータンのように、誰よりも自分の周りの世界を愛し、尊重し、美や歓びを見出しながら生きている父のことを、私もまた深く尊敬しています。
    そして、自分の生まれた池に再び帰ってこられて、本当にしあわせ、と心の底から実感する毎日です。

     娘は、これからどんな世界を見て、どんな生き方をするのだろう・・・。娘が人生の選択で迷ったとき、この絵本をもう1度手渡してあげたい、と思います。

    投稿日:2011/09/15

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