天女の里がえり」 てんぐざるさんの声

天女の里がえり 作:君島 久子
絵:小野 かおる
出版社:岩波書店 岩波書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2007年10月
ISBN:9784001112030
評価スコア 4.4
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  • 天女の父親の無理難題の試練は

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子16歳、女の子11歳

    小野かおるさんの絵が、素朴な中国の農村の家族の雰囲気を感じさせてくれました。
    日本の「天の羽衣」と同じようなパターンの民話ですが、
    天の羽衣に比べると、天女がちゃんと人間の若者を好きなり、
    家族として一緒にいたかったのに天女の父親(天神とてもいうのでしょうか?)が、むこが人間だということが許せなくて、いろいろ無理難題をやらせる。というのは、ヨーロッパに伝わる昔話の“お姫さまをもらう地位のない若者にかけられる試練と似ている”な〜と、思いました。

    しいていうと、もう少し天神たちの暮らしぶりや服装に、地上の人間界とは違うゴージャス感があると、もっと『生き物としての差』が見えるんじゃないかな?とも、思いました。
    小学校の高学年くらいから中学生くらいのお子さんたちにどうでしょうか?

    投稿日:2012/02/06

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