新刊
きみの話を聞かせて しろさめ作品集

きみの話を聞かせて しろさめ作品集(小学館集英社プロダクション)

全編透明水彩画で描かれたイラスト作品に、描き下ろしのショートコミックを大幅に加えた、待望の作品集!

  • 泣ける
  • かわいい
新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

大砲のなかのアヒル」 たれ耳ウサギさんの声

大砲のなかのアヒル 文:ジョイ・カウリー
絵:ロビン・ベルトン
出版社:平和のアトリエ
税込価格:\1,650
発行日:2002年07月
ISBN:9784938365288
評価スコア 4.5
評価ランキング 8,820
みんなの声 総数 3
  • この絵本のレビューを書く
  • 大砲を貸してもらえませか?だめです!

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子19歳、女の子17歳、女の子15歳

    何日もかかって大砲を一台だけもって、とある町の攻撃のために
    やって来た将軍と兵隊たちに困ったことが起りました。
    大砲の中にアヒルが巣を作って卵を産んでしまったのです。

    どうやっても出てこないアヒルに業を煮やした兵隊が、
    アヒルごと撃ってしまおうといいますが、将軍はべつの大砲を
    借りてこようと提案し、敵である市長さんに大砲を借りに行きます。

    挿絵を見ると強面の将軍ですが、何とも心根の優しいお方です。
    大砲を借りに行く?敵に武器を借りに行く?
    何回か読み直してしまったくらいです。

    市長さんの提案も気が利いていて、
    大砲は貸せないので、卵がかえるまで休戦しましょう、
    となりました。

    結局、暇な兵隊さんたちは町のために働いて、戦意喪失し
    戦争はおしまいになりました。

    この物語を読んで思うのは、軍隊を牛耳るトップの人達は戦争が
    大好き。色々な名目をつけ、戦争を正当化するのです。
    でも命じられて戦地に赴く人たちに好き好んで戦う人はいないのです。
    命をかけるより、ペンキを塗ったり、ゆっくり新聞を読んだり
    する方が、いいに決まっています。

    でも、戦争をして得をする人達がいる限り、この世から戦争はなくならないでしょう。

    戦争を指導している全ての人がこの将軍と市長の精神を少しでも理解
    できれば、世の中ちょっとは変わるかな。

    投稿日:2010/10/19

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「大砲のなかのアヒル」のみんなの声を見る

「大砲のなかのアヒル」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

そらまめくんのベッド / てぶくろ / しろくまちゃんのほっとけーき / はらぺこあおむし / きんぎょがにげた / もこ もこもこ

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



編集長・磯崎が新作絵本を推薦!【NEXTプラチナブック】

みんなの声(3人)

絵本の評価(4.5)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット