みこちゃんがぞうさんの絵を描いています。
遠足で見たようなぞうさんを描いて色を塗っていると、
ぞうさんが大きすぎて灰色のクレヨンが無くなってしまいました。
おしりが塗れなくて、画用紙の白い色のまま。
ぞうさん、すうすう寒そうです。
可哀想だから、他の色で塗ってあげようとすると、
「そんないろはいやだよう」と、画用紙からぞうさんが逃げ出してしまいました。
すうすう寒くてく風邪をひきそうなクレヨンぞうさんとみこちゃんが、
ぞうさん色のクレヨンを探して出かけたところは・・・
「ようねん文庫」シリーズの一冊です。
自分で読める子は、絵本から童話への導きになります。
読んであげるなら、年中さんくらいから。
長新太さんのクレヨン画がとても可愛らしく、夢が広がります。