“あかちゃんのりもの絵本”シリーズの1冊です。
とよたさんの絵はホントにどれを見ても愛らしくて和みます。
こちらの作品はタイトル通り「ちいさなおふね」が主人公。
港からどこかの島の港へ荷物を運ぶストーリーになっています。
船以外のちいさなドラマも、実は描かれているんですよ〜。もちろん気付いた方もいると思いますが、グレイのしま猫!
このしま猫がどんな旅をしたのかも、よ〜く見てみてくださいね。
描かれている世界で一番すごいなと思ったのは、船が吐き出した煙の描き方。なんともいえないポワポワ感が、この小さな船にあっていて素敵でした。
そして、文字として書かれているのは船のエンジン音だけ。
これ、意外と読み聞かせをすると、個性が出るというか、挑戦のしがいがある楽しい絵本になりそうです。お父さんお母さんならではの楽しい読み方も、お子さんたちに喜ばれると思いますよ。