読み語りの勉強会で読んでもらった時は、子ども向けにはちょっと難しいかな、
という印象でした。
でも、改めて手に取って読んでみると、命のつながりが実感できてよかったです。
6さいの「ぼく」は、何と5世代同居。
106歳のひいひいおじいちゃんとも暮らしているのです。
この家族構成だけでも訳が分からなくなってきますが、
その解説の絵を見てみると、うまく理解できるように工夫されていて、
ありがたかったです。
そして、そのひいひいおじいちゃんの最期まで丁寧に描かれます。
その分、そのひいひいおじいちゃんからつながってきた命の流れを体感できますね。
何より、自分の命の大切さが実感できます。
じっくりと読んでほしいです。