表紙を見た感じでは、まさかこんな内容だとは思いもしませんでした。説明も特にないまま、唐突に火曜日の夜に蛙の群れが蓮の葉の上に乗って空を飛んでいきます。
娘は蛙が苦手なので、お話そのものよりも絵を嫌がって、私に隠れてそぉ〜と覗いて見ていました。
蛙が苦手な子にも、救いのあるような展開が待っているのかと思いきや、その不思議な光景は最後まで続き、謎を残したままお話は終了してしまいます。
これが蛙ではなかったら…、リアルな浮遊感と摩訶不思議なお話に想像力を膨らませて楽しめたのかもしれませんが…。。そこだけが少し残念でした。
個人的には、夜が明けて警察官や町の人が戸惑っているページが好きです。