息子が園で「うらしまたろう」の劇をするので、読み比べ中です。検索したら、山下明生の本が見つかり読んでみることにしました。この本は挿絵がありますが、児童書で「あまのはごろも」も収録されています。
うらしまたろうが、海で三度同じかめを釣り上げてしまうところから始まります。いじわるな子どもは出てきません。そして、かめに乗せられて竜宮城に行くのではなくて、乙姫様自らが船に乗ってお出迎えです。
うらしまたろうは、歌がありますから、いじわるな子どもにいじめられたかめを助けて、かめに乗って竜宮城に行くというものが定番として普及していますね。
読みながら私は違和感がありました。
違和感はありますが、文章は流れるような文章で読みやすかったです。最後もあっと驚くような終わり方でした。個人的に最初に読むのは、これでない方がいいと思いました。定番物を読んで読み比べるには面白いと思います。