かえるのじいさまが2匹のあめんぼをたべます。
そのあと子供のあめんぼがやってきます。
どうやらさっき食べたあめんぼはこの子の両親だったようです。
一見おとうさんとおかあさんを食べるなんて
ひどいカエルのように映るかもしれません。
でも絵本を読んでいる子供たちのほうがわかっているような気がします。
それが仕方ないことであるということが・・・
とはいえ切なさがあふれているなかで
じいさまは美味しくもなかったあめんぼを美味しかったと嘘をつき、
聞いてもいない最後の言葉を伝えておはなを励ましてみたりと
じいさまのやさしさに
ほっとするのです。
そしてまたお互いが別々に生きていくという生き物の厳しさを
感じたりと刺激多いお話でした