かおるが杉田くんから借りた本に弟のたけしがクレヨンでいたずら書きをしてしまいました。
既製品だと取り替えがきくと思いがちです。
でもそうとばかりは言えないと思いました。物がどうしても処分できない時に、その物に対する思い出が捨てられないということがあります。
同じ本を返せば、その償いとなるのか?ということを思いました。
杉田くんは二年生に引っ越してきたという設定なので、おそらくかおるは三年生ぐらい。
年齢の近さもあるのか、息子も親近感を持って聞いていました。最後のくだりは私の方が少し泣けてきました。