3歳半ごろの「おしいれのぼうけん」もそうでしたが、早いかなと思いつつ待ちきれずに4歳半頃、孫娘に。
(できれば、孫娘の成長に合わせて、タイミング良く、楽しんでもらえるときに、接して欲しいな、と思った1冊でしたので)
でも、杞憂でした。
「おしいれのぼうけん」と同様に、最後まで熱心に聞き入り、何回か再読しています。
「おしいれのぼうけん」が保育園の屋内版なら、おもむきが少々違いますが、これはその屋外版といってもいいのでしょうか。
共通して感じるのは、冒険心や集団あそびをキーワードに、伸びやかに成長する園児と大らかに包み込む保育者への賛歌といったら大げさでしょうか。
孫娘の反応ですが、やはり「さくら」の成長でしょう。
年中さんになり、年長さんや、年少さんとの集団あそびも増えてきたこの頃、この絵本が何かのヒントになってくれているかな・・・(むろん、なっていなくてもいいのですが)
描写の風景や内容が、現実味よりファンタジーに感じさせるところもありますが、(今でも、この絵本と同様な視点にたっての先駆的な試みが、一部の保育園や地域で行われているのは承知していますが)、それでも、絵本の世界であっても、多くのお子さんやお母さん方に支持されている、うれしいかぎりですね。(じじのつぶやき)